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Channel: 屋根裏の猫の空論 『ラヴについての考察』
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魔よけにいいらしい・・・

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仏陀の聖骨を納めた14世紀の寺院、ワット・プラ・マハタートに行きました。

ここの最大の見所は、木の根に覆われた仏像の頭部でしょう☆
イメージ 1

魔よけのお守りとして写真を持っておくといいと現地の方に言われたので必写!
皆さまもよろしければPCに保存されませんか?(笑)

ここの寺院は仏陀の聖骨を納めるために14世紀に建立されたのですが、
後にアユタヤがお隣のビルマと戦争をしたときに敗れ、
ビルマ軍によって荒らされて廃墟と化してしまいました。


そのときビルマ軍が仏像の腕や頭を切り落とし、
一部はビルマに持ち帰り、一部は放置して去っていったようで、
この仏頭はたまたま神聖なトンポの木の根元に転がされ、
長い年月をかけてその根っこに取り込まれて今の姿になったのだそうです。
イメージ 2

一緒に写るときは、仏頭より腰が高くならないように
しゃがみ込み、タイの幸せのポーズで写るべし!
とやはり現地の方から指導を受けました☆



イメージ 3

寺院の中央にはもともとは高さ44mの
金色に塗られた仏塔(チェディ)があったらしいのですが、
やはりビルマ軍の破壊行為に遭い今では瓦礫の山のよう・・・。

当時の栄華を偲ぶばかりです・・・。



イメージ 4

頭や腕を切り落とされた仏像がズラっと並んでいます。



イメージ 5

中にはちゃんと頭や腕が無事な仏像もありました。
あまりに巨大だから、さすがのビルマ軍も切断できなかったのだろう★



ここは1956年に遺跡発掘調査が行われ、
貴重な宝飾品が多数発見されたそうです。



頭や腕のない仏像がたくさん並ぶ光景は、かなり痛々しく恐ろしくもありました。
歴史の爪痕ってこういうものですかね・・・。


それにしても木の根に取り込まれた仏頭を実際に目の当たりにして、
ほぁあぁぁ~ってなんとも言えない感覚に襲われて
思わず息をのみましたわ~☆


これまでTVや本でしか見たことないものを実際に見るって
なかなか素敵なことですね!!

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